社会福祉法人 射水万葉会

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『理事長の言葉』

新年度のご挨拶

六月末の就任後まもなくして、東京オリンピックそしてパラリンピックがコロナ禍の中、無観客で開催されました。日本人選手の活躍もあり、沢山の刺激を頂きました。
 まず、新種目「スケボー」での若い選手の登場時にはテレビ画面に釘付け状態。パラリンピックでは、様々な障害を持つ選手たちが元気いっぱいに走ったり、泳いだり。はつらつとした姿に心を動かされました。
 特に印象に残ったのは、選手の皆さんが競技前後のインタビューの中で話す内容です。「応援してくれる皆さんに恩を返したい」「喜んでもらいたい」といった言葉を頻繁に耳にしました。それを「本気」で言っているのが伝わってきました。誰かと喜びを分かち合いたい。そう思えるのはすでに心に「喜び」の土壌ができていて、言わば幸せの種まきができている状態かもしれません。幸せは「仕合せ」とも書きます。人に喜んでもらいたい、その思いが互いに重なり合うと、幸せの花があちこちで咲いて実を結ぶ。そして新たな幸せの種となる。そんな幸せの循環イメージが湧いてきます。
 射水万葉会の理念「底なしの親切」と「よろこび」は、この幸せの循環への願いが込められています。この「思い」を継承し、地域社会の皆様と益々喜びを分かち合えるよう勤めて参りたく存じます。
 今後とも、ご家族・保護者の方々、地域の皆さまのご理解とご協力をお願い申上げます。

社会福祉法人 射水万葉会 
理事長 矢野 善治